ウィキペディア日本語版 Wikipedia - フリー百科事典
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開国 (李氏朝鮮)
開国
(かいこく、)は、
李氏朝鮮
で用いられた
紀年法
のひとつで、李氏朝鮮の建国年である
1392年
を
紀元
としている。
開国年号
ともいう。いつ考案されたかは不明であるが、
1876年
2月26日
に調印された
日朝修好条規
原文の朝鮮側署名欄には「大朝鮮國開國四百八十五年丙子二月初二日(
2月2日 (旧暦)
)」の日付が明記されており、また
1883年
10月31日
に創刊された
朝鮮
初めての近代的新聞である『
漢城旬報
』に「朝鮮開國四百九十二年」の用例が見られる。公式には甲午改革で成立した
金弘集
政権が
1894年
7月27日
から採用し、1896年の
グレゴリオ暦
採用と同時に「建陽」の
元号
を建てるまで用いられた。それまで
宗主国
である
清
の元号(
光緒
)を用いていたが、
清
との宗属関係を廃止することを明確化する狙いで清の年号を廃止して独自の紀年法を用いることとしたものである。
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