瑠璃明王(るりめいおう、
紀元前38年 -
後18年))は、
高句麗の第2代王(在位:
前19年 -
後18年)であり、姓は高、
諱は類利、または孺留。初代の
東明聖王(朱蒙)の長子であり、『
三国史記』百済本紀によれば、異母弟に沸流と
百済の始祖となる
温祚とがいる。『三国史記』高句麗本紀では
琉璃王・
琉璃明王、『
三国遺事』王暦では
瑠璃王、広開土王碑文では
儒留王と表記される。また、『
魏書』に「朱蒙の死後、子の閭達(ろたつ)が王位を継ぎ、閭達の死後その子の如栗(じょりつ、るり)が王位を継ぐ」とあり、この如栗が瑠璃明王に相当するとも考えられる。