灯台(とうだい)は、
岬の先端や港内に設置された、船舶の航行目標「
航路標識」の一種で、その外観や灯光によって位置を示す「光波標識」の中の夜標として位置づけられている。 塔状の建造物で、最上部には遠方からでも識別可能な強力な光源を有する。夜間には光源が明滅(大型のものでは光源に前置された
レンズが回転)し、航行する船舶が場所を識別する目印となる。現在多くは
コンクリート製だが、木造や石造、
煉瓦造、鉄造のものも見られる。 灯台は設置場所により、船舶が陸地、主要変針点又は船の位置を確認する時の目標となる「沿岸灯台」、又は
港湾の所在、港口などを示す「防波堤灯台」の二種類にも区分される。