架線(かせん)
- 送電線や電話線などの線。または、それらの線を架け渡すこと。
- 列車に電力を供給するために上部に張られる電線。本項で詳述する。
- 上記の電線を吊るすためのビームを支えるための電柱を、架線柱という。
正式には
架空電車線(かくうでんしゃせん)と呼ばれ、
架空電車線方式において
列車が通る空間の上部(
日本では地上4.5m付近)に張られ、
電気機関車や
電車の
集電装置と接触しながら連続的に
電力を供給するための
電線である。なお、鉄道関係者の間では、仮線、下線、活線(通電中状態)などとの混同を防ぐ目的で「がせん」と読まれる。