朝鮮労働党中央委員会総書記(ちょうせんろうどうとうちゅうおういいんかいそうしょき)は、
朝鮮労働党中央委員会書記局の最高責任者。中央委員会書記局は党の幹部人事や日常業務を取り仕切り、中央委員会に設置された各部の活動を管掌するため、その長である中央委員会総書記は朝鮮労働党の事実上の実権者となる。そして、中央委員会総書記は党大会や中央委員会総会において党を代表して「党活動報告」を行うことから、朝鮮労働党の党首として位置づけられる。なお、
朝鮮民主主義人民共和国社会主義憲法の規定により、
朝鮮民主主義人民共和国(北朝鮮)は朝鮮労働党によって指導されるため、同国の事実上の最高指導者にあたる職でもある。