慶尚南道(キョンサンナムド、けいしょうなんどう)は、
大韓民国の南東部(
朝鮮半島南東部)に位置する行政区。
全羅南道、
全羅北道、
慶尚北道に接している。慶尚とは主要都市、
慶州(
新羅の古都)、
尚州を組み合わせた言葉であり、この周辺地域を
慶尚道と呼ぶ。行政区画としては
李氏朝鮮の時代に東西に分けられたりなど試行錯誤が行われ、
1896年、勅令第36号で
朝鮮八道における慶尚道の南半分を「慶尚南道」と定めた。通常は
慶南と略される。その後、
釜山広域市と
蔚山広域市が分離独立したが、
梁山市は裁判管轄に関しては蔚山地方法院の管轄になっている。道庁は十三道制施行当初から永らく釜山市→釜山直轄市に置かれたが、1983年に
昌原市に移転した。