実聖尼師今(じっせい にしきん、生年不詳 -
417年)は、
新羅の第18代の王(在位:
402年 - 417年)であり、姓は金氏。『
三国史記』に拠れば、父は
金閼智の子孫の大西知(だいせいち、テソチ)伊飡(2等官)、母は昔氏の登保阿干の娘の伊利夫人(または企利夫人とも記される)、王妃は13代
味鄒尼師今の娘の保反夫人。『
三国遺事』王暦では
実聖麻立干、あるいは
実主王、
宝金と記され、父を味鄒尼師今の弟の大西知角干(1等官)とし、母を昔氏の登也阿干の娘の礼生夫人、王妃を向留夫人(父系不明)とする。