太祖大王(たいそだいおう、
47年 -
165年)は、
高句麗の第6代の王(在位:
53年 -
146年)。姓は高、
諱は宮(きゅう、クン)、または於漱(おそう、オス)。
大祖大王、
国祖王とも表記される。第2代
瑠璃明王の孫であり、父は古鄒加(高句麗の官位のひとつ)の再思(さいし、チェサ)の子。先代の
慕本王が53年11月に臣下の杜魯に殺害されたとき、慕本王の太子の翊(よく、イク)が不肖であったために、国人が宮を迎えて王位につけた。このときに王は7歳だったため、王母がしばらく摂政した。