天智天皇(てんちてんのう / てんじてんのう、
推古34年(
626年)- 天智天皇10年
12月3日(
672年1月7日))は第38代
天皇(在位:天智天皇7年
1月3日(
668年2月20日) - 10年12月3日(672年1月7日))。
和風諡号は
天命開別尊(あめみことひらかすわけのみこと / あまつみことさきわけのみこと)。一般には
中大兄皇子(なかのおおえのおうじ / なかのおおえのみこ)として知られる。「
大兄」とは、同母兄弟の中の長男に与えられた皇位継承資格を示す称号で、「中大兄」は「二番目の大兄」を意味する語。
諱(実名)は
葛城(かづらき/かつらぎ)。漢風諡号である「天智天皇」は、代々の天皇の
漢風諡号と同様に、
奈良時代に
淡海三船が「
殷最後の王である
紂王の愛した天智玉」から名付けたと言われる。