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一然
一然(いちねん、1206年 – 1289年7月)は、高麗時代禅宗の仏僧。俗姓は金、幼名を見明(または景明)、は晦然。慶州章山郡(現在は慶山市)の出身で、1283年忠烈王より国尊の称号を賜り、円径冲照と号した。没後に普覚の諡号を賜り、普覚国尊一然と称されるようになった。三国時代の重要史料である『三国遺事』の撰述のほか、『語録』『偈頌雑著』などの著作がある。

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