- バーツ()はタイ語の単語で、サンスクリット=パーリ語の「パトラ」ないし「パッタ」に由来するとされる言葉。主に、持ち歩いて仏教の僧侶が在家信者からもらったお布施を一時的にしまうもの。この意味ではバートの語も使われる。貨幣単位の「バーツ」とは語源的に異なる。
- バーツ()はタイの重さを数える単位で、1バーツ=4サルン=8フアン=100サタン=15.2グラム。主に金を計るときに使われる。
バーツ(、、記号 、、)は、
タイ王国の
通貨である。古く欧米では
ティカル()と言う言葉で呼ばれていた。
補助通貨は
サタン()。稀に25サタンを1サルン()と言うことがある。バーツの発行は、
タイ銀行が行う。1バーツ=100サタン。
バーツ通貨はタイ王国で流通するほか、自国通貨に対する国民の信頼性が低いと言われる
ラオス、
カンボジア等でも非公式ながら、広く流通している。