ハッブル宇宙望遠鏡(ハッブルうちゅうぼうえんきょう、
英語:Hubble Space Telescope、略称:
HST)は、地上約600km上空の軌道上を周回する
宇宙望遠鏡であり、
グレートオブザバトリー計画の一環として打ち上げられた。名称は宇宙の膨張を発見した
天文学者・
エドウィン・ハッブルに因む。長さ13.1メートル、重さ11トンの筒型で、内側に反射
望遠鏡を収めており、主鏡の直径2.4メートルのいわば宇宙の
天文台である。大気や天候による影響を受けないため、地上からでは困難な高い精度での
天体観測が可能。