データ処理(データしょり、)は、英語Data Processingの前半をカタカナ語とし、後半を漢語訳した語である。
情報処理や
コンピューティングとほぼ同様の意味で、特に科学的に意味がある区別は無いが、情報処理の「
情報」やコンピューティングの「
計算」という語にある数理的色彩が比較的薄いデータベースの処理などといったものを指す。
コンピュータ以前には
タビュレーティングマシン等の機械により、それ以前には人手により行われていたが、コンピュータ以後はもっぱらコンピュータによるそれを指す。バズワード的には、1960年代や1970年代にはコンピュータ業界(のうち主にいわゆる「企業システム」向けベンダ等)を指す語として多用されていたが(たとえば業界ネタを集めた『The Devil's DP Dictionary』という題の本がある)、近年は「
IT」などの語に置き換えられあまり見なくなった。