コルネリウス・タキトゥス(Cornelius Tacitus,
55年頃 -
120年頃)は、
帝政期ローマの
政治家、
歴史家。個人名は
プブリウス(Publius)とも
ガイウス(Gaius)ともいわれるがどちらかは不明で、通常は個人名を除いて表記される。
サルスティウス、
リウィウスらとともに
古代ローマを代表する歴史家の一人であり、いわゆる
ラテン文学白銀期の作家として知られる。その著作では、ローマ皇帝ティベリウス・カエサルの治世中にユダヤ総督ポンテオ・
ピラトがイエス・キリストを処刑したことも書いている。